きれい好きな猫にもトリミングが必要な理由

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猫は自分の体を毛づくろいする習慣があるので、本来であれば飼い主がシャンプーやブラッシングをする必要はありません。しかしトリミングショップの料金表を見ると猫の料金の記載があり、店頭では猫用シャンプーも販売されています。本来は必要ないという意見を支持するべきか、シャンプーをすべきかと飼い主が疑問に思う事も多いのでトリマーとして見解をもっておくことが必要です。

毛玉の嘔吐は体に負担がかかる

猫は自分自身で毛づくろいをして被毛の汚れや抜け毛を取り除き、常に清潔な体を維持する習性があります。しかしこの時、猫のザラザラとした舌をブラシ替わりに利用するので、からめとった汚れや抜け毛は一旦体内に取り込まれます。そのうえで便と一緒に排泄されたり、胃腸内に残留した分は毛玉となって吐き出されます。吐き出すペースには個体差がありますが中には頻繁に吐き出すことが癖になってしまうこともあります。ただ吐き出す時にスムーズに吐き出すことが出来ず、大量の胃液を同時に吐いたり、何度も嗚咽を繰り返すこともあります。市販のキャットフードの中には食物繊維を大量に配合し便と一緒に排泄されるよう促す製品もあります。

この吐き出しは高齢の猫の場合、体に負担がかかります。
猫の負担を軽減するためには下記の方法が効果的です。
・吐き出す抜け毛の量を少なくする
・吐き出す回数を減らす
・抜け毛をブラッシングで取り除く
・便からの排出を促す
この対策を実践するためには定期的にシャンプーをして猫がなめとってしまう前に先に抜け毛を取り除きます。この吐き出しは短毛の猫でも頻繁にみられるので、短毛の場合も定期的なシャンプーやブラッシングの習慣化が必要です。

定期的なシャンプーで抜け毛掃除の手間を軽減

猫は短毛でも長毛でも想像以上に抜け毛が多いです。猫の抜け毛はとても細く柔らかいので飼い主の洋服はもちろん室内にある繊維製品、カーペット、寝具に付着するとなかなか取り除きにくいという特性があります。掃除機や粘着ローラーでは十分に取り切れないない猫の抜け毛にストレスを感じる飼い主は大勢います。このような悩みを軽減するためにもシャンプーは効果があります。トリミングショップの高風圧なドライヤーを利用することで抜け毛をすっきりと取り除くことが出来、室内に飛散する抜け毛の量を軽減できます。

長毛種の猫の毛玉対策に効果的

チンチラを始めとする長毛の猫は自分で毛づくろいはするものの毛玉ができやすい毛質をもっています。特に耳や尾の飾り毛部分は大きな毛玉になりがちです。この毛玉は猫自身では解消できず、トリミングショップでほどく、切る、梳かすしか方法がありません。毛玉を放置すると周囲の皮膚が蒸れ、通気性が悪化し皮膚トラブルにつながります。そのため定期的にトリミングショップでシャンプーをすることで被毛を整え、毛玉を予防することが必要です。もちろん家庭でのお手入れでも対処は可能ですが忙しい毎日の中で十分な時間をさけない場合は専門家への依頼が適切です。

まとめ

猫には本来トリミングやシャンプーが必要ありませんが、人間と共に室内で生活をする中で必要になることもあります。特に高齢の猫の場合、毛玉の嘔吐や腸内の滞留が原因で体調を崩すこともあるので注意が必要です。

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