自分で見つけるべきトリマーのやりがいと自身の成長目標

トリマーの仕事は就職後3,4年目での離職がとても多い職業です。大半はそのままトリミング業界を離れ別職種に進んでいます。中には数年間のブランクを空け復職をする事もありますがこの離職率の高さがトリミング業界では大きな課題となっています。

トリマーが就職後数年目で離職する理由

トリマーとして就職をしたものの、概ね3,4年目の離職する理由の多くは、トリマーの仕事への燃え尽き症候群とも言われています。専門学校在学期間2年、就職をしてからの4年と合計6年もの年数を一つの職業に従事した事で別の道を考えるのも決して珍しい事ではないでしょう。トリマーになって最初の2年程は見習い期間で、日々の仕事の全てにおいて勉強と考える時期です。ですが3,4年目になると一般的なカットは一通り出来るようになり、固定客もつくようになる時期です。この時期新たな目標を見つけることもなく日々の仕事に取組みがちです。新人の頃のような熱意を持たなくても仕事がこなせてしまうので

つい日々の仕事がつまらないと思えるのです。トリミングショップの多くは個人経営で小規模な店舗です。一般企業のように出世という目標も持たず、独立開業には資金面が難しいとなれば、技能者にとって新たな目標を見出すことはとても難しいものです。ペットが好きという想いだけでは、日々の仕事へのやりがいはなかなか持続しないでしょう。

企業や雇用主が考えるべきトリマーの給与待遇

企業や雇用主も見習いと一人前のトリマーとで給与待遇の差はあれど、その先の技能レベルに応じた給与体系が構築されていないことが大半です。その為5年務めても、10年務めても給与体系が変化しないともなればますます仕事へのやりがいが薄れてしまうでしょう。

この様なトリマーの事情を知っておくことも、雇用主としては大切なことです。経験者であり、優秀な技能者であるトリマーの離職は店の存続さえも左右しかねない大きな問題です。

経験者には経験に見合った新たなやりがいを見つけたり、役職をあたえたり、時にはセミナーや資格取得を促すなどの方法を検討しましょう。

離職をしないトリマーになる為に

トリマーの仕事にやりがいを感じ、自身の天職と感じることはあっても、ときには離職を考える事もあるものです。離職の理由は様々な給与、仕事内容、休日、人間関係と様々ですが、ペットが好きという想いでトリマーの仕事を始めた方にとって、この仕事以上にやりがいと幸福感を感じられる仕事はなかなか見つからないものです。もし離職や転職を考える時は、この仕事に何が自分にとっての魅力であり、やりがいなのかをもう一度考えてみましょう。

やりがいに感じる内容がペットに関連するもの、接客に関連するもの、技術向上に関連するものであるならば決して安易に離職を考えずに解決策を考えましょう。

トリマーの仕事はブランクがあっても復職が出来ると言われています。確かに一旦身に付けた技能はブランクがあいてもリハビリをする事で元の感覚を取り戻すことができます。しかしブランクが空きすぎるとなかなか以前の感覚そのままには戻る事が出来ないものです。もし離職を考えるにあたり別の職種も気になるという程度であれば、アルバイトを掛け持ちするという方法で異業種を体験してみてもよいでしょう。トリマー続けつつ別業種を経験し、その上で後悔の無いようにしっかりと考えてみましょう。

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