トリマーの仕事に欠かせない7つ道具

ペットトリマー

トリマーとして仕事を始めたい、トリマーに転職をしたい、独立開業をしたいと考える時に、必ず揃えておきたい道具一式をご説明させていただきます。トリマーの仕事は体力を必須とする職人技です。
使い慣れた道具、使い勝手のよい道具があることで日々の仕事の効率、でき栄えに大きな差が出ます。道具は慎重に選び、丁寧に使い続けましょう。

① ハサミ

トリマーの仕事で何より重要な道具です。一般的に使用するハサミは下記の3種です。
・仕上げバサミ
(刃先が長く、全体のスタイルを作り出す際に利用します。手のフィット感、重量感で仕事の効率や疲労度が異なるので慎重に選びます。)
・すきバサミ
(毛量を調整する際に利用します。使用後は丁寧に刃間の被毛を取り除きます。)
・カットバサミ
(目元や足裏など細かい部分の作業に用います。安全に作業を進めるうえで欠かせない道具です。)

ハサミの兆番は繊細な調整がされています。落下や衝突で調整にずれが出ると刃がかけることや被毛が絡まるなどのトラブルがおこるので丁寧に扱う事が基本です。

② バリカン(クリッパー)

広範囲のカットや毛玉の処理、足裏のカットに用います。替え刃を付け替えることでカットする被毛の長さを調整します。バリカンを用いることでハサミに比べ作業時間が大幅に短縮することができます。

③ 爪切り

一般的にはギロチン型と呼ばれるペット専用の形状を使用します。
利用後は洗浄、消毒をし、錆止め処理を済ませておくと、数年単位で使い続けることができます。

④ トリミングテーブル

作業時に無理のない姿勢を保てるよう身長にあった高さを選びます。犬猫のサイズに応じて高さ調整が可能な電動昇降式、油圧昇降式トリミングテーブルもトリマーの負担軽減に支持されています。

⑤ ドライヤー

風量の大きなターボドライヤーが一般的です。スタンド式、天吊り式と2種類の形状があります。小型犬、猫、小規模な店舗ではハンドドライヤーで作業を行うことも可能です。
ハンドドライヤーは吸気口が両側面についた形状の製品を選ぶと、風量が大きく作業の効率化を図ることができます。

⑥ ブラシ

スリッカーブラシ、ピンブラシ、ラバーブラシ、コームの全てがトリミング業務に欠かせません。被毛の長さ、毛玉、もつれ、カットスタイルに合わせてブラシを使い分けます。
ブラシは使用頻度が高いので、購入する際は使い勝手の良さ、サイズ、重量感を重視して選びます。使用後は必ず滅菌消毒を施し、衛生的に保ちます。
ブラシは日々の業務で劣化が進みやすいので、定期的な買い替えが必要です。

⑦ シャンプー、リンス

日々の業務で使用するシャンプーやリンスは洗浄力の高さはもちろん低刺激、無添加であることを重視します。
トリマーにとって手荒れは職業病ともいえる深刻な問題です。少しでも症状を軽減するために、手肌に刺激の少ない製品を選ぶことが大切です。

まとめ

トリマーの仕事は使い慣れた道具さえあればいつでも、どこでも仕事をすることができると言われています。仕事道具は丁寧に扱えば、10年、20年と使い続けることができます。日々の業務を終える前に、必ず道具の掃除、お手入れを行い長年使い続けることを心がけましょう。