トリミングショップの定番サービス泥パックの手順

ペットトリマー

皮膚トラブルを抱える犬が増加するなかで、トリミングショップでは様々なスキンケアサービスの提供が進んでいます。中でも泥パック、ハーブパックと呼ばれるサービスは犬猫への負担が少なく、高齢の場合でも安全に施すことが出来ると今では定番となってるサービスです。泥パックは様々な製品がありますが基本的な作業手順、効果はほぼ同一です。ここでは基本的な作業手順と詳細を説明します。

トリミング時の泥パックの作業手順

下記は基本的な作業手順です。製品によって保湿時間等が異なるので確認のうえで施術します。

手順1
まず体をしっかりと被毛の根本から濡らします。シャンプーで皮膚や被毛の汚れを事前に取り除いておきます。
この時点ではリンスは行いません。リンスは被毛をコーティングする効果があり、泥パックの成分の浸透を妨げてしまうので、施術後に行います。
手順2
シャンプーを洗い流したうえで泥パックを全身に塗っていきます。このときマッサージするように地肌から毛先に向かって塗り広げます。ただし泥パックが目や口に入らないようにするため、顔部分には塗りません。
泥パックをなめてしまう場合はエリザベスカラーを使用します。

手順3
泥を塗った状態でタオルやサランラップで全身を包み、ドライヤーで5分ほど温風を当て温めます。

手順4
泥をしっかりとシャワーで洗い流します。脇や指の間、足の内股など、泥が残りやすい箇所もしっかりと洗い流します。このときシャンプーは使用せず、シャワーだけで十分です。

手順5
泥をすべて洗い流した上でドライヤーで体を乾かし完了です。

泥パックを施す際の注意点

皮膚トラブルやアレルギー、傷がある場合は利用前に主治医に相談をし、施術の可否を確認します。
泥パックの成分は基本的に犬が舐めても問題がないよう作られてはいますが、犬が泥パックの感触や臭いを嫌がる場合は作業を切り上げます。

泥パックやハーブパックを利用する際はシャンプーやリンスとの香りや仕上がりの兼ね合いも考えます。また泥パックでは所要時間や手間がかかり負担になる場合は手軽に利用できる入浴剤も人気です。

プロトリマーに人気のある泥パック製品

①ビューティー&へルスハーブパック

仕上がりの美しさを重視した製品です。被毛にボリューム、ツヤを与え毛玉や静電気の防止、皮膚や被毛の乾燥対策に向いています。高齢の場合、毛量が少ない場合におすすめです。

②モイスチャーヘルスハーブパック

臭いや痒みを防ぎ虫よけ作用のあるニームと、被毛を美しくするカシア、潤い成分であるアロエベラを配合している製品です。皮膚や被毛が乾燥しフケが目立つ場合や短毛種や毛が硬めのテリア種、被毛に光沢やツヤを出したい場合、しっとりと柔らかくまとまった毛質に仕上げたい場合におすすめです。

③ドクターズヘルスハーブパック

殺菌・消臭・抗炎症作用の高いハーブを配合しています。不快な体臭や皮膚や被毛のベタつき、アレルギーや加齢が原因で荒れている皮膚のケアにおすすめです。

まとめ

皮膚被毛のトラブルや改善までに長い期間を要します。泥パックはトリミングショップでの利用はもちろんのこと、家庭でも施術することが出来るので症状やお悩みに合わせて提案をしましょう。