サービス業ならではの厳しい水準のペットトリマーの給与待遇

好きなことを仕事にするということにばかり目が行ってしまいがちですが、仕事をするうえで給与、待遇面はとても大切なことです。トリマーの平均的な給与、待遇の相場を知っておくことで将来設計を考えてみましょう。

ペットトリマーの給与相場

ペットトリマーの給与相場はおおむね15~18万円ほどです。時給換算した場合、一般的な小売業と同等です。専門技術を必要とする職業ではありますがさほど高給ではありません。この理由は、ペットリマーの仕事は人件費が多大に生じる仕事だからです。一人前と呼ばれるレベルまで成長し、短時間で効率的に作業が進められるようになるまでには、就職後3~5年ほどかかります。この見習い期間中は作業時間が通常より長くかかることも多く、経営者側からは赤字に思えることも多々あります。そのため高給の支給が難しいのです。

しかし技術を習得し、固定客がつき、効率的に作業をこなせるようになると次第に待遇も改善され、都内であれば20万円を超えるほどの給与が提示されることもあります。

20万円をはるかに超えるほどの給与待遇を希望する場合、雇われの立場ではなかなか実現が難しいもので、独立開業や特殊な技術の習得、指名客の確保に努める必要が生じるでしょう。

ペットトリマーの雇用待遇

就職をする際に雇用保険、社会保険への加入制度の有無も事前に確認すべき大切なことです。ペットトリマーの場合、雇用主が個人事業主である場合が多くこのような制度が確立されていないことも珍しくありません。

しかし従業員の立場からはこれらの制度が整備されていることは万が一のときの備えにもなるのでとても大切なことです。曖昧にせずに必ず確認をしましょう。大手ペットショップやチェーン店の場合このような制度が整備されていることが多く、有休制度、産休制度、介護休暇制度などが確立されている企業も増えています。

併せて通勤交通費の支給有無も確認すべき項目です。個人経営のトリミングショップの場合、この点が曖昧になりがちです。新卒で就職をするときは、自身の力量不足を後ろめたく感じてしまうことも多く、確認すべき点を曖昧に過ごしてしまいがちです。しかし特殊な技術を習得し、就職をする以上は確認すべき点、疑問に思う点はしっかりと確認を行いましょう。

スキルアップで待遇改善を目指す

トリマーの給与は決して高給ではありませんが、技術職の世界ですから技術の向上が何よりの付加価値につながります。

仕事を通じて様々な経験を積むことで高度な技術を身に着けることができれば、固定客も増え、収入増にもつながります。トリミングの専門学校や通信講座で学ぶ内容はペットトリマーの仕事における極基礎の部分です。そのため卒業後にいかに自身が成長できるかが大切になります。成長を続けるためには積極的に技術習得を意識し、セミナーに参加したり、最新のカットスタイルに関する情報収集なども必要になります。そのうえでドッグショーに出品できるほどの高度な技術を身に着ける、オリジナルのカットスタイルを生み出す、ナイフを使用したトリミング技法を身に着けるという方法も効果があります。自身の経験にみあった成長を遂げることで厳しい待遇面の改善にも期待ができるものです。

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