ペットトリマーを目指す方へ、トリマーの練習場所と注意点

ペットトリマーになるためには技術を身に着けるために練習が必要です。しかし、その練習の機会に恵まれなく、練習方法について腐心している方も多いのではないでしょうか。そこでトリミングの練習場所や方法、注意点についてご紹介したいと思います。

愛犬に練習台になってもらう

愛犬を練習台にすることは誰もが思いつく方法で、実際多くのトリマー志願者が自分の愛犬でトリミングの練習を行っています。愛犬なら多少失敗しても咎められることはありません。犬からしても、自宅で信頼関係が出来上がっている相手からトリミングされるので、感じるストレスや負担が小さくて済みます。もし、散歩仲間と呼べる関係の人物がいれば、愛犬のトリミング結果について率直な意見を求めることもできるでしょう。しかし、愛犬を練習台にする場合は練習回数が限られてしまいます。一度被毛や爪をカットしてしまえば、また伸びてくるまでカットの練習はできません。シャンプーやベイシングの練習は可能ですが、あまり頻繁にシャンプーをすると必要な皮脂まで洗い流してしまい、乾燥肌など皮膚のトラブルにつながるので注意してください。

トリマーのアルバイトに応募する

練習の場をトリミングサロンやペットショップなど、トリマーのアルバイトに求める方法も効果的です。実際に働いているプロのトリマーから指導してもらえる機会もあるので、独学よりも効果的にトリミング技術を身に着けられます。アルバイトの給料でトリミング道具などを揃えられる点も魅力的です。しかし、雇用側はお客様からお金をいただいてトリミングを行っているので、難易度の高い工程などはアルバイトに任せないことも多いでしょう。さらに、あくまで雇用契約なのでカットの練習がしたいのに、ひたすらシャンプーだけを任されたりと思うように練習できない場合も考えられます。雇用側の都合で練習時間と量が左右されることは留意してください。

犬体を使う

犬体(けんたい)とは、犬の形をしたカットマネキンのことです。犬の体格を模した人形で四肢が動き、ウィッグを着せ替えることで繰り返しカットの練習ができます。自宅で時間を選ばずトリミングの練習ができることが利点です。しかし、犬体一体当たりの価格は1万円前後で、ウィッグも一枚当たり千円以上かかります。これからトリマーとして就職を目指そうとする方にとっては経済的に大きな負担となるでしょう。また、生きた犬と犬体ではトリミングの勝手が異なります。中には犬体ほどおとなしくトリミングされてくれない子もいるでしょう。そういった犬とうまくコミュニケーションをしてトリミングを遂行することもトリマーの腕の見せ所です。本番になって戸惑うことがないよう注意してください。

見習いとして働く

トリマーとして本格的な技術を身に着け就職を目指している方には、トリミングサロンをはじめとする専門店で見習いとして修業する方法もあります。見習いなので、まずは掃除などの雑務が中心になるでしょう。お店の営業時間内に雑務をし、営業時間外でトリミングについて勉強するイメージです。プロの技術を教わり実際に練習するには絶好の環境ですが、給料には期待できないため、ほかにアルバイトをするなど生計を立てる手段を用意しなければなりません。または、ペットホテルなど多角経営をしているトリミングサロンに就職する方法もあります。トリミング以外の部署で、知識と経験を得たのちに見習いを志望するのです。この場合も、通常の営業時間では自分の部署の仕事をし、営業時間外や休日にトリミングの練習をすることになるので、高い目標意識が必要になるでしょう。

まとめ

ペットトリマーは技術職で、自身で体得していかなければ技術の向上は望めません。練習回数を確保しようと思うとお店を利用することになるでしょう。いずれの場合も通常業務に加えてトリミングの練習をこなすことになるので、体力はもちろん精神力も要求されることは覚悟しておいてください。