技能を生かしてペットトリマー専門学校の講師になるには

ペットトリマーのステップアップの方法の一つにトリミング専門学校の講師という道があります。後進の育成に努め、指導を通じて自身のステップアップにも努める事が出来ます。

ペットトリマー専門学校の講師

ペットトリマーの専門学校には、技術指導の講師と学科指導の講師とがいます。技術指導の場合、トリミング技術、しつけ、看護などそれぞれの分野ごとに専門講師を置き、実践に基づいた内容の講義がされます。この講師の職は募集人員枠が非常に少なく、毎年の定期採用も無いので個々の専門学校が欠員が生じ次第実施しています。

トリマー専門学校の講師に関する求人情報は下記の方法で入手することができます。

①専門学校HP

②ハローワーク

③ペット関連サイトの求人情報欄

④ペット専門情報誌

求人案件が非常に少なく、学校によっては卒業生を優先的に採用する場合もあります。講師の募集は一般的に年度末に行われ、新年度から新体制での講義を計画することが一般的です。その為、就職を希望する場合は、年明けを目途に自ら希望する就職先へ問い合わせをするとよいでしょう。

専門学校によっては、欠員が生じ次第の求人となるものの、応募者の履歴書を預かるという対応を行う事もあります。求人情報掲載を待つだけでなく積極的に就職活動を行いましょう。

一般的にペットトリマーの技術指導講師は、国家資格ではなく各専門学校の職員として採用されています。生徒への指導力、自身の技術力などが総合的に判断されます。応募にあたっては事前に必要資格や応募要件などを確認しておくとよいでしょう。

専門学校在学中から将来講師の道へ進むことを希望している場合は、担任講師や就職科へ申告をしておくと、卒業後にアシスタント講師として採用される場合もあります。アシスタント講師は数年の見習い期間を経て本採用となる場合が多く、技術講師になる為の最も確実な方法です。

ペットトリマー専門学校講師の仕事内容

ペットトリマー専門学校の講師の仕事内容は多岐に渡り、初めてハサミを持つ生徒へハサミの扱い方、犬猫の扱い方を教える事から実際の仕事の場で通用するレベルのカット技術の指導まで幅広い内容に対応する必要があります。

大抵の専門学校では授業で扱う犬猫は一般の家庭からカットモデルとして預かっています。その為、たとえ学生の教材といえども怪我や事故は決して起こしてはいけません。講師は授業の合間ずっと事故や怪我への注意を怠らないように注意を払いつつ、生徒の指導を行います。

ペットトリマーの講師の一日の仕事の流れ

①モデル犬猫を担当生徒へ振り分ける

②モデル犬猫のカットスタイルの指導

③カット技術授業の中で、正しいライン、安全な作業が行われているか目を配りつつ指導をする

④生徒が作業したカットモデルの最終的な仕上げ作業を行う

⑤各生徒の出席状況、成績、課題などの管理、作成

カット技能を指導する為には、個々の生徒の進捗具合をただしく把握し、適切なカットモデルの振り分けが必要です。事故、怪我を防ぎつつ、苦手を克服させることで生徒自身も自信が持てるようになり、卒業までに実践に役立つ技能を身に付ける事が出来るようになります。経験豊富な講師の立場からは、生徒の作業がもどかしく感じることも多々ありますが、教育者、指導者という立場を重々理解し指導に当たりましょう。