毎年恒例のペットトリマー店の繁忙期と閑散期の目安と対策

ペットトリマーの仕事には通常の倍以上の忙しさになる繁忙期と通常の半分以下の仕事量になる閑散期とがあります。この時期は毎年定期的に訪れ、営業努力だけでは業績の改善が難しいものです。特に独立開業しているトリマーの場合、大きな売り上げの変動は大きな負担になります。毎年訪れる繁忙期、閑散期には事前に計画を立て乗り切ることが必要です。

通常の2倍以上の仕事量になる繁忙期

ペットトリマーの仕事で繁忙期と呼ばれる時期は下記の通りです。

①初夏(暑さが気になり始める時期)

②年末年始

ペットホテルを運営している店舗では、ゴールデンウイークやお盆休みなどの大型連休中も繁忙期になります。

初夏におきる繁忙期は、暑さ対策の為にサマーカットのオーダーが急増する時期です。サマーカットは全身をカットするスタイルで作業時間が通常より長く必要になる上に、カットの予約件数自体も急増します。この時期、日ごろ定期的に来店のある常連の方の予約が取れないというトラブルが目立ちます。

常連の方というには、日ごろ店舗の運営を支えてくださっている大切なお客様です。繁忙期という店側の理由だけでご迷惑をおかけしてはいけません。繁忙期は事前に予測が出来るものですから、常連の方へは一足早く予約の声がけをする、優先予約枠を確保しておくなどの対策が必要になります。

一年で最大の繁忙期は年末の数日間

さらに初夏の繁忙期以上に忙しくなるのは、年末の繁忙期です。この時期は年末の大掃除同様に年内に愛犬、愛猫のお手入れを済ませてあげたいという飼い主さんが急増します。日ごろ利用の無い新規の利用客も増える時期です。この時期、常連の方へのサービスの確保と新規利用客の固定化と判断に迷うところですが、この後に訪れる閑散期のことを考えると決して常連の方をないがしろにするべきではないと言えます。新規利用客の中には他店で予約が出来なかったために飛び込みで予約をされる方が多数います。このような理由がある場合、繁忙期後に常連化することは難しい場合が多いので、目先の予約に左右されないように心がけましょう。また繁忙期だからといってサービスレベルの低下が起きてはいけません。カット作業はもちろんですが接客も丁寧であることを心がけておきましょう。

営業努力だけでは難しい閑散期

ペットトリマーの仕事における閑散期は、年末の繁忙期明けの年始や大型連休後のタイミングに多く見られます。この時期、飼い主もペット以外の生活費の出費が嵩む時期で、ついトリミングショップから足が遠のきかちです。その為この時期にイベントやキャンペーンを行っても期待するほどの反響は得られないでしょう。この時期にあえて投資をするよりも定期的に利用してくださる方に丁寧に接客をする事や日ごろ手が回らない店内の清掃、顧客カルテの整理などに時間を割き、今後の営業に向けた体制を整えましょう。

独立開業をし、個人で経営を行っている場合は繁忙期の後に必ず閑散期が生じる事を念頭に置き営業計画を立てましょう。新規で開業をする場合は繁忙期の数か月前の開店が理想的です。トリミングの利用頻度は一般的に1,2カ月に一度です。開店の告知期間を含め逆算し開店後数か月で繁忙期が訪れるようにスケジュールを立てましょう。

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