上級者になる為に身に付けておきたいペットトリマーテクニック

ペットトリマーには家庭で飼育するペットのお手入れから、ドッグショーへ参加をする特別なペットのカットまで幅広い技能が求められます。専門学校で習得出来る技能は、ペットトリマーとして就職する上で最低限必要になるレベルの技能です。トリマーとして末永く活躍をするためには、自身で技術向上に努める必要があります。

上級者向けペットトリマー技能

トリミングショップで一般的に提供されるカットサービスは、ペットとして日常生活を送ることを前提に考えられています。

①日々のブラッシングの手間がかからないこと

②毛玉が出来にくいこと

③口周り、目周りを短くすること

④散歩に出かけた際に汚れが付きにくいこと

⑤暑さ、寒さ対策

⑥見栄えのかわいらしさ

これらの観点から考えられたカットスタイルはペットカットと呼ばれ、専門学校や通信講座でも基本のスタイルとして習得を目指します。

ペットトリマーとしてトリミングショップに勤務する場合、基本的なペットカットを行う事が出来れば仕事には差支えありませんが、これだけでは勤務年数を積んでもなかなか待遇改善を望むことができないものです。

ペットトリマーの仕事は非常に給与待遇面が厳しい職業です。待遇改善の為には経験年数や自身の希望に見合った上級者向けテクニックを習得する必要があります。

上級者向けテクニックと呼ばれる特殊技能

これらの技能は一般的な専門学校でカリキュラムにふくまれておらず、自身で学ぶ場を見つけ習得する必要があります。習得の方法は専門学校の講座を受講する、セミナーに参加する、DVDの視聴でモデル犬を用い練習をするなどの方法があります。

①ナイフを使用したテリア種のトリミング

②セットペーパーを使用したマルチーズなどの全身ラッピング

③特殊なデザインカット

④カラーリングやデザイン描画

どのような技能を身につける事が最善かは自身の勤務先のテイストや地域性、来店顧客の要望などを踏まえて検討してみるとよいでしょう。

また将来独立開業を目指している場合は、上級者向けテクニックを生かした専門店として開業をすると他店との差別化が出来成功につながる可能性が高まります。

高度な技能習得で広がる可能性

専門学校卒業後、就職後に新たに上級者向けテクニックを習得するには下記の方法があります。

①専門学校の上級者向けクラスに進学する

②トリミング関連企業や雑誌社主催のセミナーに参加する

③技能者の見習いとして仕事に就く

④通信講座やDVDを活用して習得をする

⑤自身でモデル犬となる犬を飼育し、独学で習得をする

新たな技能を習得する期間の目安は2~3年程を目安にします。トリマーとして就職をし最初の2,3年は見習い期間として基本的なペットカットや店舗運営、接客について学びます。その後の数年間で上級者向けテクニックを習得する事で、計画的にキャリアを積むことが出来、その後の独立開業もスムーズに進むでしょう。見習い期間、習得期間中は思う様に上達をしないこと、十分な練習機会を持つことが出来ずジレンマを感じる事もありますが、将来を見据えて前向きに取り組むことが大切です。上級者向けテクニックを習得することで、職場での待遇改善の交渉や自身の仕事に指名制の導入なども検討することができるようになり、トリマーとしての仕事の幅が大きく広がります。