作業効率とデザイン性を兼ね備えたトリマーユニフォーム

トリマーのユニフォームは勤務先によって支給される場合と自身で持参する場合とがあります。自身で持参する場合は作業効率や衛生面を考えて専用の製品を購入するとよいでしょう。トリマーの製品市場はまだまだ規模が小さく専用製品を見つける事が難しい場合は、人間の美容師が使用する製品を代用として活用するとよいでしょう。

トリマーユニフォームの機能性重視の素材選び

トリマーのユニフォームはエプロンのみの場合や上着のみの場合が一般的です。専門学校によっては上着のみを実習着として入学時に購入することもあります。

これらの素材に共通している事は下記の通りです。

①素材が軽い

②撥水性がある

③静電気予防対策が講じられていて、付着した被毛を簡単に振り払う事が出来る

④抜け毛が付着しても目立ちにくい淡い色あい

中でも最も大切なことが抜け毛との兼ね合いです。トリミング作業は常に抜け毛が飛びかう部屋の中で行う上に、犬猫を抱き上げる作業も必ず生じます。市販のTシャツ素材では気がつかぬ間に抜け毛が大量に付着してしまい、作業途中での接客などに支障を来します。

一見、同じ様に見える素材ですがトリミングに使用する作業着は特殊な繊維が使用されている事を承知しておきましょう。この繊維を使った製品は人間の美容師用の製品でもよく扱われています。デザインや色合いも豊富にあるのでぜひ代用してみてもよいでしょう。ただし同じ様な素材を使用した看護用服、介護洋服は代用に向きません。これらの製品はポケットが多数作られていたり、腰回りが細身に作られている場合が多いためです。犬猫を抱き上げる事が作業中に多々生じるので、ポケットは足をひっかけてしまう事故に繋がったり、ポケットに入れておいたペンなどが落下し犬の誤飲事故につながる危険もあります。この点は混同することの無いよう注意しましょう。

オリジナルユニフォームを作る時のポイント

インターネットを通じて店舗のオリジナルユニフォームを安価に作成出来る店舗が人気を博しています。中には少量からオーダー出来る店舗もあり、お揃いのエプロンや作業着作成におすすめです。この時、注文前に確認をしておきたい項目は以下の通りです。

①素材の重量感

②伸縮性

③撥水性

④抜け毛の付着具合

⑤抜け毛の目立ち具合

可能であれば実際にサンプルを取寄せ、着用したうえで終日トリミング作業を行ってみましょう。重量感が度外視されてしまいがちですが、撥水、防水機能付きの素材は重量がある場合が多く、エプロンに縫製し終日着用した場合に肩に負担が掛かることもあります。

Tシャツを活用する場合のポイント

Tシャツを作成する場合は、速乾性素材がおすすめです。シャワーの際の水しぶき、室内の湿気などトリミング作業に水気は付き物です。一般的なTシャツ素材では数時間の着用でびっしょりになってしまいます。速乾性の素材は水分を吸収してもさほど外見的な乱れが生じないので、作業中の接客にも支障が出にくいでしょう。

ズボンをユニフォームで作成する場合、ズボンは個々の身長やサイズによって何パターンも作成する必要があります。入退社の激しいトリミング業界ではユニフォームの使い回しが常識ですが、ズボンはサイズの問題から使い回しが難しい製品です。作成は使回しの出来る上着類に限定した方がよいでしょう。