初めての犬のトリミング時に説明すべき項目

ハサミ

トリミングショップには新規来店客も多数訪れます。内訳は子犬に限らず成犬も多く、中には生涯で初のトリミングという事も珍しくありません。犬は本来体が濡れることを嫌がる性質ので、初めての場所の訪問に加え、全身が濡れること、他犬と同室で過ごすことで緊張や不安からパニックを起こすこともあります。初来店の場合はトリマーから飼い主に必要事項を説明し、安全かつ安心出来るサービスの提供を心がけます。

ここでは初来店時にトリマーが説明すべき項目を説明します。

料金システム

トリミングショップの料金表の多くは~という文字が記載されています。この文字の意味は料金表記載の金額はあくまでも基本料金であり、場合によっては追加料金が発生する可能性があることを意味しています。犬の場合同じ犬種でもサイズや毛量、被毛の長さ、毛玉の有無など様々な違いがあります。同じ犬種でも倍近くサイズが違うこともあり、一律の料金設定が難しい事がこの表記の理由です。

初来店の場合はこの意味を説明し、具体的な料金の提示をすることが必要です。特に毛玉などで追加料金が予想される場合は作業開始前に金額を提示し、了承を得ます。

支払い方法も店舗によって異なるので現金のみ、クレジット決済が可能などの情報をあらかじめ説明します。

必要書類の記入

初来店の際は飼い主の個人情報に関する記載が必要です。

具体的な項目は下記です。

・氏名

・連絡先

・住所

・ペットホテルの場合は緊急連絡先

・かかりつけ動物病院

合わせて犬に関する諸情報も記載してもらう必要があります。具体的な項目は下記です。

・犬猫種

・性別

・避妊去勢の有無

・年齢

・持病、過去の病歴、手術歴

・性格、注意事項

・直近のワクチン接種情報

ペットホテルを利用する場合はより詳細な情報まで確認をします。これらの情報は大切な個人情報ですから記載後は厳重に管理します。決して外部に口外をしたり、関係者以外の目に留まる場所に放置してはいけません。この時、混合ワクチンの摂取証明書の提示や狂犬病ワクチン接種の状況も合わせて確認をします。ワクチン接種証明書の提示が必要な場合は予約の時点で説明を済ませ当日必ず持参するよう伝えます。

作業中断の可能性

はじめてトリミングを利用する場合や高齢な場合、持病がある場合は状況に応じて作業を中断する必要が生じることもあります。犬の中にはあまりに興奮をしてしまい安全に作業が出来ない場合や過度な緊張から体調を崩してしまう事もあります。このような場合、トリミング作業を中断し一旦帰宅させます。こえらの対応や可能性があることは初回利用時に必ず説明をします。臆病な性格の場合や高齢の場合はトリミング作業中、飼い主に傍で待機していてもらうことも必要になる場合もあります。初めてのトリミングではトリマーも犬の性格を見極めることが出来ず、作業をする中で判断を下す必要があります。

まとめ

犬にとって初めてのトリミングは想像以上に不安と緊張を掻き立てられるものです。初めてのトリミングはあくまでも雰囲気になれさせる、経験をさせることが大事だと考え、無理をさせないよう心掛けます。この点は飼い主にあらかじめ説明をすることで協力と理解を仰ぎます。

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