男性ペットトリマー増加中!女性だけの職場からの転換期

ペットトリマーの世界は以前は女性の職場と考えられることが多い環境でしたが、徐々に男性の従事者も増加傾向にあり、専門学校の中には男性トリマー向けのクラスを設置する取組みを行っている学校もあります。男性トリマーの活躍と現状について同じ職場で働く者同士理解を示すことが大切です。

ペットトリマーを目指す男性の増加

これまでペット業界ではトリミングは女性の仕事であり、ペットの繁殖や販売を男性が担うことが一般的でした。男性は高額な取引になる販売や店舗を経営を担い、接客やサービスの提供は女性が担うことで、家庭におけるペットの世話の担い手である女性の固定客が付やすいとされていたからです。しかし最近では男性のペットトリマーの増加が目立っています。専門学校の進学者数が増加傾向にあるうえに、異業種からの転職者も増加しています。このような変化の背景には、20年程前におきた一大ペットブームが関係しています。ペットブームをきっかけに日本では小型室内犬の飼育世帯が急増しました。ちょうどここ数年で専門学校へ進学を考える世代にとっては、生まれたころから身近にペットがいる生活に慣れ親しんでいます。その為ペット業界へ将来の進路を希望することもごく当然と流れといえるでしょう。

しかしまだまだペットトリマーの世界は女性の従事者が多く、専門学校はもちろんのこと、職場環境も女性に配慮した面が多々あります。特にトリミングショップは規模も小さく、個人経営の場合が多いので男性従業員の受け入れ体制が整っていないことも珍しくありません。その為、専門学校を卒業した後の進路選択に戸惑うことも多々あるのも実情です。男性トリマーの道を目指すには、より積極的に早期の段階から就職活動に取り組み、希望に合った職場を見つけるよう心がけておきましょう。

男性トリマーが考えておきたい将来設計

ペットトリマーの業界では、専門学校卒業後数年は見習い期間として給与待遇がとても厳しい内容になります。場合によっては手取り給与額が10万円に満たない事も珍しくないほどです。その為男性ペットトリマーの多くは将来の人生設計に不安を感じ、早期離職をしたり、専門学校卒業後はペットトリマー以外の分野へ進むことも珍しくありません。別の道を選ぶ男性ペットトリマーの中には、それまでの経験、知識を生かしペット用品メーカーへ就職をしたり、ペット関連企業の管理職を目指したり、店舗のマネジメント職を目指すこともあります。女性ペットトリマーとはまた違った形での将来の選択肢があることを知っておくと、より前向きに考える事が出きるものです。

男性トリマーが店舗勤務で心掛けるべき点

店舗勤務のペットトリマーになる場合、女性の接客応対に比べより丁寧で、きめ細かな対応が出来るように心がける必要があります。トリミングショップの利用客の大半は女性です。男性トリマーへの様々な偏見はぬぐい切れないものが必ずあります。特に犬猫の扱いにおいては、男性の場合女性より荒々しい印象をもたれがちです。たとえ犬が暴れていたり、しつけの為とはいっても決して声を荒げたり、力強く接してはいけません。常に丁寧さと繊細さを提供してこそ当然と思われます。この点は女性ペットトリマーに比べ気苦労の多い事でしょう。しかしペットトリマーの中でもドッグショーで活躍するトリマーの多くは男性です。自ら前向きに取り組むことで決して男性だから不利ということはない事を承知しておきましょう。