季節や年齢によって異なるトリミングを利用すべき頻度

犬 散歩

トリミングショップの来店頻度は月に一度、二カ月に一度が一般的です。この頻度には実は犬の皮膚、被毛の事を考えた意味があります。犬にとっての理想的な入浴頻度は人間の頻度とは大きく違います。正しく理解することで犬の皮膚、被毛を良好な状態に保つ事が大切です。

過度な洗浄は逆効果

人間は入浴でリラックス効果があり、温泉なども大変快適だと感じます。犬もリラックスをさせてあげたい、疲労やストレスを軽減してあげたいと考えると頻繁な入浴が必要だと考えて仕舞う方がいます。しかし犬にとって入浴は必ずしも快適ではありません。犬は人間の様に体を濡らすことが得意で快適ではありません。たとえ大人しくトリミングを受け入れていても内心ではストレスを抱えています。

また過度に洗浄すると、皮膚に本来あるべき皮脂が洗い流されてしまい、皮膚は乾燥しかゆみや湿疹を引き起こす悪循環に陥ちます。犬の洗浄は抜け毛や表面についた汚れを洗い流すためと考え月に一度程度で十分です。特別に汚れが目立つ、抜け毛が目立つという場合のみ月に2回程度の洗浄を行えば十分です。

老犬や皮膚トラブルがある場合は頻度を下げる

老犬や皮膚トラブルを抱えている犬の場合、出来る限り皮膚、被毛への負担、心身へのストレスや負担を軽減するためにシャンプーの頻度は最低限に抑えます。シャンプーをする場合、小型犬でも30分ほど時間がかかります。この時間は一見短くも思えますが老犬には相当な体力消耗を招きます。

またシャンプー後のドライヤーは皮膚を過度に乾燥させ、血流を促進しかゆみを一時的に増大させることがあります。老犬は体臭が強くなる傾向がありますがこれは加齢によるものであって決して不潔だからではありません。こまめにシャンプーをすることでは根本的な解決にはなりません。また皮膚トラブルがある場合も同様で過度なシャンプーが皮膚を刺激し、症状を悪化させることもあります。治療中の場合は動物病院で相談をして適切なシャンプーの回数、使用すべきシャンプー剤について指示を仰ぎます。

冬のシャンプーは最低限に抑えるべき

冬は暖房機器の利用で空気が常に乾燥状態にあります。この時期、犬のデリケートな皮膚も乾燥のダメージを受けているので、シャンプーやその後のドライヤーの利用で症状が悪化することがあります。犬の換毛期は春と秋の2回です。秋の換毛期に十分にお手入れをして抜け毛を取り去っておくことで、冬の抜け毛は少なく抑えることが出来ます。冬はできる限りシャンプーの回数をおさえるよう工夫が必要です。体臭や抜け毛が気になる場合は、水のいらないシャンプー剤を利用したり、ブラッシングローションを利用したブラッシングでも十分なお手入れ効果が得られます。この方法であれば乾燥してダメージを受けている皮膚や被毛にこれ以上の負担をかけることなく手軽に自宅でお手入れが出来ます。

まとめ

犬の皮膚はとてもデリケートです。シャンプーの頻度は季節や体調、年齢によって調整する必要があります。こまめにシャンプーをすることが必ずしもベストな方法ではないので、通常は月に一度、冬場は二カ月に一度程度を目安に考えておきます。シャンプー後の乾燥や痒みが目立つ場合は保湿ケアも合わせて取り入れます。

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