想像以上の重労働もある!ペットトリマーの仕事の内容と実状

トリマーの仕事内容には実は想像以上の重労働と呼べるものも多々あります。かわいらしいペットを扱い、ユニフォームも素敵で女性の憧れの職業ではあるものの、実状はそれだけでは終わりません。特に女性だけの職場という事は日々の業務の全てを女性だけで賄う必要があるという事ですから、或る程度の覚悟と実状を知ったうえでの就職が望ましいでしょう。

トリマーの仕事に生じる重労働

トリマーの仕事で最も多い職業病は腰痛と腱鞘炎です。これらの症状は日々の仕事で誰もが経験するもので、なかなか対処法が見つかりません。しかし終日の立ち仕事ですからできる限り体の状態を万全に整える事を意識し、作業中の姿勢については心がけが必要です。

トリマーの仕事で身体的な負担になると言われている作業は以下の通りです。

①シャンプーの際にシンクの犬を出し入れするときの抱き上げ作業

②ドライヤー、カット時の立ち仕事

③犬の移動に伴う抱き上げ、移動

④力の強い犬を扱う時の負担

⑤ドッグフードなどの重量物の運搬

多々ある作業の中でもっとも負担が大きいのは犬の抱き上げです。トリミングショップでは5kg未満の小型犬から大型犬まで幅広く扱います。中型犬でも15kg以上もの体重がありますから、床から抱き上げ、シンクやテーブルに乗せ、ケージまで移動させると都度の移動距離は短くてもこれだけの重量を持ちあげるのは相当な負担になります。この作業を一日数十回と繰り返すのですから負担が生じるのも当然です。

就職前に考えておきたい注意点と自身の適正

日々の作業の中ではつい体が慣れてしまい、負担感を感じることなく軽々と抱き上げる事が出来てしまうものですが、数年継続して業務を行う事で次第に負担が増し酷い腰痛を発症することも増えていきます。

このような作業はトリミングにおいて回避できない内容ですから、対策としては自身で腰のサポーターを使用するという方法や抱き上げる、しゃがむ時は腰だけで稼働せずに膝を上手に使って姿勢を変える、力を入れる事を心掛けておく必要があります。

またペットショップやトリミングショップによっては取扱、予約受け入れは小型犬に限りという店舗もあるので、自身の体力を考え無理の無い選択をしておくとよいでしょう。

就職前に実状を知る方法

トリミングショップの仕事の実状はなかなか外見からは想像できないもので、就職後に驚くという声が大多数です。特に新卒で就職をした当初はカットそのものを担当出来る機会は少なくシャンプーや店舗運営関連の業務が主体となり、重労働も非常に比率が大きくなります。このような実状を就職に先駆けて知っておくことは就職後の心持ちを大きく変えます。

専門学校在学中や通信講座受講中に是非インターンシップを活用し、実際の店舗の仕事の流れや内情を知っておくと安心です。インターンシップは基本的に無給労働です。年末年始やお盆といった店舗の繁忙期に見習い、雑用担当として短期間採用します。この時あくまでも無給であるということ、資格取得の勉強中であるということからお客様の犬のカットをする事は出来ませんから、店舗運営作業を経験します。日々の仕事内容、仕事のスピード、体への負担を実際の仕事の場で経験することで就職へ向けた意欲を高める事も出来るでしょう。

コメントは受け付けていません。