愛犬はどっち?トリミングが必要な犬種と必要ない犬種の見分け方

トリミングが必要な犬種はネットなどで調べれば分かると思います。しかし、ミックス犬の飼い主さんの中には愛犬にトリミングが必要なのか否か、判断に困っている方もいるのではないでしょうか。そこでトリミングが必要な犬種とそうでない犬種の見分け方をご紹介したいと思います。

犬の被毛の構造

犬の毛は2種類あり、それぞれ「オーバーコート」と「アンダーコート」と呼ばれています。オーバーコートは上毛とも言い、太く硬めでしっかりとした造りが特徴です。1年を通して一定の周期で生え変わり、犬の皮膚を紫外線などから保護しています。アンダーコートは下毛とも言い、細く柔らかい毛で、保湿性と保温性に優れた造りが特徴です。オーバーコートとアンダーコートの両方を持つ犬種の被毛を「ダブルコート」、オーバーコートのみを持つ犬種の被毛を「シングルコート」と呼びます。大部分の犬はダブルコートで、ダブルコートを持つ犬種は換毛期と呼ばれる毛が生え変わる時期があります。一方で、シングルコートの犬種は換毛期がありません。

見分け方その1、換毛期の有無

トリミングが必要かどうかは換毛期の有無で判断できます。前述した通り、ダブルコートを持つ犬種は換毛期があります。毛が生え変わると述べましたが、抜けるのはアンダーコートです。年に2回の換毛期で、アンダーコートを入れ替えることにより体温調節機能を強化します。犬自身で体温調節が可能なので、あえて毛を切ってあげる必要はありません。一方、換毛期がないシングルコートの犬種は毛が伸び続けることが特徴の1つです。よって、人の手でカットしなければ体温調節がうまくできなくなってしまいます。ミックス犬を飼育している方は換毛期の有無を意識してください。

見分け方その2、顔の毛が伸びるか否か

もう1つの判断基準は犬の顔の毛が伸びるか否かです。トリミングが必要な犬種は毛が伸び続けます。それは顔の毛でも例外ではありません。顔の毛が伸びすぎると目にかかり犬の視界を塞いでしまいます。見えない状態で生活すると家具にぶつかるなどして怪我の原因になるので、トリミングで余分な毛は取り除いてあげてください。

主なトリミング犬種とグルーミング犬種

前述した理由から、毛のカットが必要な犬種をトリミング犬種と呼び、プードル種、シュナウザー種、テリア種などが現在日本でもメジャーな犬種です。これらの犬種はスタンダードと呼ばれる、その犬らしさを表現するためにも毛をカットする必要があります。対して、グルーミング種はあえて毛をカットする必要はなく、ブラッシングやシャンプーなどの手入れをすれば十分健康的に生活できる犬種です。柴犬、チワワ、ゴールデンレトリバー、ラブラドールレトリバーなどが該当します。

まとめ

以上、トリミングが必要な犬種を見分ける方法についてご紹介しました。あなたの愛犬はどちらに該当したでしょうか。ただ、トリミングは毛をカットするだけではありません。爪切りと耳掃除に加え、肛門腺絞りやブラッシング、シャンプーと一連の動作を指します。毛のカット以外はどちらの犬種にとっても健康を保つために必要なことなので、定期的に動物病院やペットサロンでトリミングを受けることをお勧めします。