毛玉が非常に多い場合の対処法と追加料金

トイプードルやシーズー、シュナウザーなど定期的なカットを必要とする犬種は、トリミングショップを利用する機会の合間にも家庭で定期的なブラッシングが必要です。本来であれば毎日でも行うべきお手入れです。しかし実際には飼い主の忙しい時間の合間を縫って愛犬に十分なお手入れを施すことはとても大変なことです。そのため多くの犬達はトリミングショップ利用時に大きな毛玉を付けたままでサービスを受けています。毛玉がある場合、予定の作業時間が大きくずれ込みます。毛玉が多い場合の対処法と作業時間延長に伴う料金設定について説明します。

毛玉を全て手作業でほどく方法

飼い主とカットスタイルの相談をしたうえで出来る限り被毛を長く残したい、希望のスタイルがあるという場合は、できてしまった毛玉を全てブラシでほどくことも可能です。一旦絡まってしまっているので、ほどいた被毛は多少周りの被毛に見劣りをすることもありますがカット方法で馴染ませ要望に近いカットスタイルを目指します。

この方法は毛玉を一か所ずつ丁寧にほどくので、トリミングの作業時間が大幅に長くなるというデメリットがあります。飼い主が考えている以上に作業には手間暇がかかり、あらかじめ相談のうえで所要時間の目安、追加料金が発生することを説明する必要があります。少しでも作業を早く進めるためにはブラッシングローションやブラッシング用スプレーを利用します。

この方法は当日の他作業の予定時間に支障が出る場合もあるので、無理のない範囲で飼い主にカットスタイルを提案することも必要です。

毛玉をバリカンで短く切り落としてしまう方法

毛玉処理で最も簡単で短時間で済ませることの出来る方法は毛玉の根本部分にバリカンを入れ、切りそろえる方法です。この場合、被毛の根本部分の長さに全身を合わせるので仕上がりは大変短くサマーカットに近い状態になります。この方法なら毛玉をほどく必要がなく、毛玉処理のための追加料金を請求する必要もありません。

この場合、仕上がりのイメージによる誤解やクレームが生じないよう、飼い主に明確に仕上がりイメージを伝え了承を得ます。

毛玉がひどい場合すでに皮膚にトラブルが生じていることもあります。バリカンを利用する前に皮膚の状態を確認し、不注意で皮膚を傷つけてしまわないよう注意します。

毛玉処理作業に相当する追加料金の相場

トリミングショップでは毛玉によって通常の目安作業時間を大幅に延長する場合、追加料金の請求が生じます。料金の相場は作業時間30分につき500円~1000円ほどです。中には追加料金だけで数千円になる場合もあり、飼い主の予算を超えてしまうこともあるのであらかじめ概算金額を提示します。

犬にとって毛玉は皮膚の通気性が悪化し、新陳代謝にも影響します。決して美容、お洒落だけの問題ではないので放置せず早期に改善しなければなりません。飼い主が日ごろのお手入れを負担に感じている場合、難しいと感じている場合はトリマーの立場から短めなカットスタイルを提案することも求められる役割です。

まとめ

毛玉を放置すると様々な皮膚トラブルや悪影響をもたらします。早期改善出来るよう取り組むことが大切です。カットスタイルを工夫しお手入れの負担を軽減しつつ、かわいらしさも残せるよう工夫をしましょう。

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