決め手は毛玉?トリミングに時間がかかる犬種ランキング

長時間のトリミングは愛犬にストレスを与えてしまいますし、飼い主さんとしても待ちくたびれてしまいます。トリミングにかかる時間は短いに越したことはありませんが、その特徴からどうしてもトリミングに時間がかかってしまう犬種がいます。そこで今回はトリミングに時間がかかりやすい犬種をランキング形式でご紹介したいと思います。

第5位、ベドリントン・テリア

ベドリントン・テリアはイギリス原産の犬種で、体高は40cm前後、体重は9kg程にまで成長します。子羊に見えるようなユニークな外見をしていますが、これは繰り綿のような被毛を持つためです。被毛の質が部位によって異なり、体の方はやや硬いのに対し足先の方は柔らかい質感になっています。この被毛はカットしなければ伸び続ける性質を持っていて、手入れを怠ると毛玉になりやすいです。日本ではマイナーな犬種なので、カット経験のあるトリマーが少なく、ハサミで仕上げようとすると約3時間はかかります。

第4位、ビション・フリーゼ

ビション・フリーゼの原産国はフランスで、体高は約30cm、体重5kg程度になります。最大の特徴は被毛で、フワフワとした巻き毛でとにかく毛量が多いです。さらに、ダブルコートなので非常に毛玉ができやすく小まめなブラッシングは欠かせません。また、ビション・フリーゼはやや神経質な面を持っていて、トリミングを嫌がるケースもあります。バリカンで仕上げれば時間短縮になりますが、ハサミで仕上げると3時間程かかります。

第3位、アメリカン・コッカー・スパニエル

アメリカン・コッカー・スパニエルは体高38cm前後、体重は11kg程になる中型犬で、名前の通りアメリカが原産国です。被毛はストレートタイプとウェーブタイプの2種が存在し、どちらも毛量が多く特に耳の飾り毛が豊富です。毛質が柔らかく、絡まりやすいため小まめな手入れが欠かせません。日頃から短くカットしていれば、トリミングにそれほど時間はかかりませんが、ドッグショーに出場するために毛を伸ばしていると、バリカンでも3時間はかかります。

第2位、ゴールデンドゥードルとラブラドゥードル

ゴールデンドゥードルとラブラドゥードルはそれぞれ、ゴールデン・レトリバーとラブラドール・レトリバーにスタンダード・プードルを掛け合わせたミックス種です。大型犬のミックス種なので体高は約50~70cm、体重は約20~30kg程になります。ゴールデン・レトリバーとラブラドール・レトリバー並みの体躯にプードルのようなフワフワの巻き毛を持つのが特徴で、被毛は伸び続けるタイプが多いです。プードルのような毛質なので毛玉ができやすく、毛玉があると解消するためにかなりの時間が必要です。大型犬なのでトリミング自体に時間かかり、5~6時間かかることもあります。

第1位、スタンダード・プードル

スタンダード・プードルはフランス原産で、体高45~60cm、体重16~25kgほどになります。トイ・プードルなどの原種で、羊毛のようなフワフワした巻きの強い被毛が特徴です。シングルコートで抜け毛自体は少ないのですが、その毛質から毛玉ができやすいので普段からブラッシングは欠かせません。大型犬は一連の作業をこなすだけで時間がかかり、さらに毛玉があるとほどくのに時間を要するので、ハサミで仕上げようとするとトリミングに5~6時間はかかります。バリカンで全体を短くカットするだけであれば、ここまでの時間はかかりません。

まとめ

以上、トリミングに時間がかかりやすい犬種をランキング形式でご紹介しました。いずれの犬種にも共通するのは毛玉ができやすいということです。毛玉を放置すると皮膚病の原因になるので、トリマーは毛玉を発見したら除去しなければならず、トリミングに時間がかかってしまいます。毛玉を解消でき、愛犬とのコミュニケーションにもなるので日頃からブラッシングを行ってあげてください。