犬のトリミングの頻度とは?適切な時期と事前準備について

昨今、犬用のトリミングサロンが増加しペットトリマーに愛犬をトリミングしてもらうことも珍しくなくなりました。しかし、具体的にトリミングでは何をしているのか、トリミングサロンを利用する際の注意点はないのかなど疑問に思っている方もいらっしゃるのではないでしょうか。そこで、今回はペットトリマーが実際に行うことやトリミングサロン利用のための事前準備、トリミングを行う適切な時期についてご紹介したいと思います。

ペットトリマーがトリミングで行うこと

ペットトリマーがトリミングで行うことは毛を切ることだけではありません。具体的には次の手順で犬を全体的に手入れします。爪切り・バリカン・耳掃除・肛門腺絞り・ブラッシング・シャンプー・カットの順です。バリカンでは足の裏や腹部、肛門周辺の毛を刈り、耳掃除と共に耳毛の手入れをし、ブラッシングで毛玉などをケアします。カットの前にシャンプーをするのは次に示す理由があるためです。シャンプーをした後にドライヤーで毛を乾かしますが、この時ペットトリマーはドライヤーの風を当てて犬の地肌を直接確認します。そうすることでダニやノミなどの寄生虫がいないか、肌に傷がないかをチェックすることが可能です。異常があった場合は飼い主に対し獣医師に早めに診てもらうようアドバイスでき、愛犬を大きな病気から守ることにつながります。また、カット後にシャンプーをするともつれていた毛が真っ直ぐになるなどして、整えたはずの形が崩れカットし直さなければなりません。

トリミングサロンに行く前に準備すべきこと

トリミングサロンには不特定多数の犬が訪れるためワクチンは必ず接種しておきましょう。混合ワクチンと狂犬病ワクチンの接種が必要で、成犬であれば毎年予防接種を受けているので問題ありませんが、子犬の場合は注意してください。トリミングサロンによってはワクチン証明書の提示を求められる場合もあります。ノミやダニの対策をしておくことも必要です。ペットサロンではあまりに大量のノミやダニの寄生が見られた場合、ほかの犬への拡散を防ぐためにトリミングを中止するケースもあります。トリミングに行く前に動物病院で処方される薬などを用いて、ノミ・ダニは駆除しておきましょう。愛犬の健康状態をチェックしておくことも大切です。トリミングは犬にとってストレスになり負担が大きいので、調子が悪い時に行うとさらなる体調の悪化を招きます。必ず元気な時に行ってあげてください。

トリミングの適切な時期について

トリミングの適切な頻度は月1回程度といわれています。犬種にもよりますが、毛を短めにすれば2~3カ月はカットの必要はありません。しかし、トリミングには愛犬の健康管理の意味もあるので、月1回程の頻度にすることで病気の早期発見が可能です。それに、爪や足の裏の毛は短くするにも限界があり、両者が伸びることで様々な弊害が生じます。飼い主が愛犬を抱っこした際、伸びた爪で傷つくことが起こり得ますし、何より愛犬が歩きにくさを感じるでしょう。伸びた爪と足裏の毛では特にフローリング床で滑りやすくなり、最悪の場合転倒して関節を痛めたり骨折にまで発展するケースもあります。逆にトリミングの間隔が短ければよいかというとそうではありません。人と同じように犬も皮脂によって肌を保護しており、頻繁なシャンプーは潤いを保つための皮脂まで洗い流してしまうからです。犬も乾燥肌になることが知られていて、フケの原因になるのでトリミングの頻度は月1回程度にした方が良いでしょう。

まとめ

以上、トリミングの内容や事前準備、適切な時期についてご紹介しました。これからトリミングサロンを利用しようとしている方の参考になれば幸いです。事前準備をしっかりと行い、他のお客さんの迷惑にならないようにすることで、結果として愛犬を守ることにつながります。また、適切な頻度でトリミングを行うことで、より健康的で綺麗な愛犬と過ごすことができるでしょう。トリミングサロンを適切に利用し、愛犬との生活を楽しんでください。