犬のトリミング料金の算出時に検討すべき項目

ペットサロン カット

トリミング料金の決定は店舗の経営を左右する重大な課題です。収益性ばかりを追求してしまうと客離れが起き、安価さばかりを追求してしまうと従業員の仕事へもモチベーションが低下しかねません。

新たに店を開業する場合、サービス料金の見直しをする場合は経営者として重要な判断を下すという事を認識しましょう。

トリミング料金の算定には考慮すべき項目があります。それぞれの項目ごとに十分に検討し地域相場に準じて算出をします。

トリマーの人件費

トリミング料金の決定において最も大きなウエイトを占めるのはトリマーの人件費です。トリミング業界は慢性的な人材不足が長年続いています。そのためトリマーの給与相場は高騰傾向にあり、都内では時給1500円を越えることも珍しくありません。

この費用の捻出のためには、トリミング料金の設定範囲内で採算が合うよう価格を設定する必要があります。

具体的にはトイプードルを例に挙げてみましょう。

トイプードルのシャンプー、カット料金 8000円という場合

トリマーの作業時間 3時間 人件費(時給1500円) 合計 4500円

この場合、他項目の費用を加算しても十分に採算を合わせることが出来ます。

またダックスの場合、シャンプー料金 3500円

トリマーの作業時間 2時間 人件費(時給1500円) 合計 3000円

トリマーには出来る限りの作業時間短縮を意識させる必要があります。

人件費と作業時間のバランスを意識しつつ算出をする必要があります。

地域相場

トリミングは近距離内に競合店舗、動物病院が多数ある業界です。そのため新規開業をする場合は必ず地域の価格相場を把握する必要があります。

近隣価格相場を比較検討した上で、サービス内容が同等であれば価格設定も同等もしくは若干下回るよう設定をします。しかし近隣でこれまでにない目新しいサービスや施設を導入する予定であれば、付加価値の意味も込めて価格設定を高額にすることも可能です。

地域に溶け込むのか、差別化をするのかを明確に決定し地域相場との価格の調整を行います。

店舗開業時の投資回収

日々の売り上げにつながるトリミング料金には、店舗開業時の投資資金の回収と今後の改装等における積立金を分割して充当する必要があります。

あらかじめ収支計画を立て、どの程度の期間、金額を充当するのかを算出し人件費等に加算します。この時、あまりに短期間での回収を計画してしまうと、価格設定が高額になり新規顧客の利用を逃してしまうこともあります。

計画的に資金計画を立て、まずは順調に売り上げを起動に乗せることを目指します。

消耗品等運営費

トリミング業務には以下の費用が日々必要になります。

・水光熱費

・シャンプー剤

・トイレシーツ

・バスタオル

・ブラシなどのトリミング機器

・ドライヤー

・テーブル

いずれも期間の違いはあれど定期的あ買い足し、買い替えが必要となるものばかりです。これらの充当する資金も日々売上から徐々に捻出をして工面をします。

まとめ

トリミング料金の算定は店舗経営において最も重要な項目です。
経営者側の視点と顧客側の視点の両側から十分に検討し決定をします。また地域相場に合った価格設定をすることも重要です。開業にあたっては十分に市場調査を行い情報収集に取り組みましょう。

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