犬の乾燥肌、原因と対処法について

皆さんは犬も乾燥肌になることをご存知でしょうか。犬の地肌は被毛に覆われているので気づきにくいかもしれませんが、乾燥肌になるとふけの原因になります。ここでは乾燥肌になってしまう原因とその対処法についてご紹介しましょう。

乾燥肌の原因その1、空気の乾燥

犬が乾燥肌になってしまう原因は様々で、一つに気候による影響があります。人間と同じように空気が乾燥していると乾燥肌になりやすいので、空気が乾燥する冬は要注意です。また、室内で過ごす時間が多い犬は、暖房や冷房による空気の乾燥でも乾燥肌になることがあります。

乾燥肌の原因その2、シャンプー

あまり頻繁にシャンプーをすると、肌の保湿に必要な皮脂まで洗い流してしまうため、乾燥肌になることがあります。さらに、犬の肌に合わないシャンプーを使用することも乾燥肌の原因になります。具体的には洗浄力が高いシャンプーは脱脂力も強いので乾燥しがちです。また、シャンプーの仕方が乾燥肌を招くこともあります。皆さんは油汚れを落とすために、お湯を使って洗い物をした経験が一度はあるでしょう。それと同じで、シャンプーの時も犬のことを思って高い温度のお湯で洗ってしまうと、皮脂が必要以上に溶け出してしまい乾燥肌の一因となります。

乾燥肌の原因その3、皮膚病

乾燥肌の原因には皮膚病も考えられます。皮膚病の原因としては、外部寄生虫の寄生や細菌・真菌の感染、アレルギーなど多様です。特に多いのが疥癬症、脂漏症、アトピー性皮膚炎で、これらの病気は犬種にかかわらずに発症する可能性があります。皮膚病の場合、強いかゆみをともない犬が体を掻きむしり、脱毛やふけの増加、赤い発疹などの症状が出るので、犬のしぐさや皮膚の状態に異常を感じたら獣医師の診察を受けましょう。

乾燥肌の対策その1、加湿する

それでは、乾燥肌の対策を考えていきましょう。まずは、空気の乾燥に対しては加湿することが一番です。犬が過ごしやすいように温度を調節するだけでなく、湿度にも気を使い必要に応じて加湿器などで乾燥を防ぎましょう。

乾燥肌の対策その2、シャンプーを変える

前述したように洗浄力の強いシャンプーは脱脂力も高いので、保湿力の強いシャンプーを使用しましょう。犬用の保湿性シャンプーも市販されています。また、シャンプーをするときはあまり高い温度のお湯を使用せず、ぬるま湯で洗うようにしてください。湯冷めしないよう、シャンプーが終わったらドライヤーですぐに乾かしてあげましょう。

乾燥肌の対策その3、皮膚病が疑われるときはすぐ動物病院へ

皮膚病にり患している場合は治療が必要です。寄生虫が原因であれば駆虫剤を、菌類が原因なら抗生物質を処方してもらいます。犬の皮膚病は完治まで時間がかかるものも多いので、根気強く治療しましょう。

まとめ

乾燥肌対策に犬用の保湿剤を用いる方法もありますが、使用する部位によっては犬が舐めとってしまい十分な効果を実感できない場合もあります。基本的には原因を特定して問題を解決する方が有効です。また、食事の影響で改善するケースも報告されています。栄養バランスを見直してみたり、犬の体質に合ったドッグフードを探してみるなどの工夫も効果的です。