短頭種ってどんな犬?

皆さんは短頭種ってご存知ですか?犬の頭は大きく3種類に分かれ、短頭種はその1つです。犬は犬種によって体格や特徴、毛質が大きく異なるため犬種に合った飼い方をする必要があります。今回は短頭種の特徴やなりやすい病気、飼育時の注意点をご紹介します。

短頭種とは

短頭種とは簡単に言うと鼻が低く平たい顔つきの犬のことです。つまり、頭蓋骨に比べてマズル(鼻の長さ)が短い犬種のことです。冒頭でも言ったように犬は頭の形で大きく3種類に別れます。先ほど説明した短頭種、頭蓋骨とマズルが同じくらいの中頭種、頭蓋骨よりマズルが長い長頭種があります。本来犬は長頭種でしたが品種改良を進めていくうちに中頭種や短頭種が作られていったと言われています。特に短頭種は目的に合わせて意図的に品種改良されている場合が多いです。例えばブルドッグは雄牛(ブル)と闘わせる見世物として品種改良された犬種として有名です。噛み付いた状態でも呼吸がしやすいように鼻が短く上向きになるよう作られたそうです。当初は今のブルドッグ様な見た目ではありませんでしたが品種改良を繰り返した結果、現在のような見た目になったそうです。また短頭種は体の構造上なりやすい病気が多く注意が必要な犬種です。

代表的な短頭種

代表的な短頭種はブルドッグ、フレンチ・ブルドッグ、シーズー、パグ、ペキニーズ、チャウチャウなどが挙げられます。

短頭種がなりやすい病気

短頭種は鼻が短いため呼吸がしにくい構造となっています。そのため短頭種は呼吸器系の病気になりやすいのです。主な病名は「短頭種気道症候群」、「鼻腔狭窄」、「軟口蓋過長症」、「気管虚脱」、「咽頭麻痺」などが挙げられます。犬は舌を出して呼吸することで体温下げますが短頭種は上手くできないため体温調節が苦手なために熱中症になりやすいです。また、鼻が短いため壁や物にぶつかると目を怪我する事が多いのです。顔のシワがある犬種だとシワの間に汚れがたまり皮膚炎になることも多いです。短頭種の多くは下顎が出ているため歯並びが悪く歯周病になりやすいとも言われています。また、ブルドッグの場合、出産する時、母犬の骨盤より胎児の頭の方が大きいため自然分娩はほぼ不可能でほとんど帝王切開をします。

短頭種を飼う時の注意点

病気について説明したように呼吸器系の病気になりやすいため、大きな手術をする機会が多いと理解した上で飼育するか決めてください。そして飼育し始めたら一度病院で呼吸器の形状に異常が無いか診てもらいましょう。眠っている時のいびきや呼吸音も意識して聞くようにしてください。いつもと違う呼吸音だと感じたら病院へ行きましょう。また、障害物によって目を怪我する事が多いので毎日目のチェックも必要です。そして重要なのが一部の航空会社では短頭種の預かりを中止しているところがあります。そのため旅行に連れていけない可能性があるのでご注意ください。

まとめ

短頭種は可愛くて今でも人気の犬種です。しかし、他の犬種と比べて特徴的な身体のため飼育が難しい犬種でもあります。日々のケアや注意する事も多く、急な手術でお金がかかる可能性もあります。そういった点を十分理解してから飼うようにしてください。お互い無理なく楽しく生活するのが理想です。

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