自宅でもできる、チワワのトリミングの仕方

トリミング費用を節約したい、愛犬のチワワが高齢になってきたのでお店でのトリミングは負担が心配、とお思いの方もいらっしゃるのではないでしょうか。そこで今回は、自宅でもできるチワワのトリミング方法をご紹介したいと思います。

道具を揃える

プロのトリマーでも道具がなければトリミングができません。トリマーの道具と聞くと専門の道具が必要とお思いになるかもしれませんが、ペットショップなどで販売されている市販品でも基本的なお手入れであれば十分可能です。カットするときに必要になる道具はバリカン(クリッパー)・スリッカー・コーム・ハサミ類。ハサミはスキバサミ・ボブバサミ・カットバサミの3種に加え、丸いラインを作りたいときはカーブバサミがあると便利です。

カット前にすること

カットする前に、チワワをきれいにしましょう。具体的には爪切りと耳掃除をし、バリカンで足の裏や肛門周りの毛を短くカットします。その後、ブラッシングで毛玉を処理し、シャンプーをしてドライヤーで乾かします。チワワに限らず犬の爪には根本に血管が通っていて、血管を傷つけてしまうと出血するので、深く切りすぎないように注意してください。耳掃除には鉗子があると便利です。先端に脱脂綿を巻き付けて耳内部を拭いたり、耳毛を抜いて除去することが容易になります。耳毛が多すぎると耳内部の湿度が高くなり、耳垢の原因になるので処理してください。足の裏の毛が長いとチワワが滑りやすくなります。特にフローリングでは足を滑らせやすく、転倒して怪我をする場合があるので短くカットしてください。加えて、肛門周りの毛は排泄物で汚れやすいので、衛生状態を保つために短くしておきましょう。毛玉を放置するとフケなど皮膚のトラブルにつながるので、ブラッシングで解消してください。カット後でなくカット前にシャンプーをする理由は、もつれていた毛が真っ直ぐに伸びるなどしてボリュームが出て、仕上げたスタイルが崩れてしまうためです。

カットの仕方

まず、切る長さを決定します。人差し指と中指を使ってチワワの毛を挟むように立毛させ、カットバサミで毛を切りましょう。この時、コームを用いて立毛させ長さを比べながらカットすると、一様の長さにしやすいです。耳やひげ、足先などは毛を切りすぎるリスクを軽減できるので、小型・軽量で扱いやすいボブバサミの使用をお勧めします。毛量の調節や仕上がりを自然にしたいときにはスキバサミを用いるとよいでしょう。ただし、スキバサミは目の粗さに種類があり、必要以上に切ってしまわないようカット途中に毛を切ってみるなどして、仕上げに使用する前にどの程度切れるか確認しておいてください。カットし終えたらスリッカーやコームを用いて、切った毛をよく除去し毛並みを整えればトリミングの完了です。

まとめ

最後にチワワのトリミングにおける注意点を述べておきましょう。夏でも快適に過ごして欲しいとの思いから、チワワにサマーカットを施す飼い主さんもいると思いますが、毛を短くしすぎることによりかえって熱中症のリスクを高めてしまいます。なぜなら、毛に覆われていることで紫外線に対する防御力や断熱効果を得ているからです。さらに、サマーカットを施したことにより毛質が変化したり、毛の生え方が斑になる事例も報告されています。毛を短くしすぎると本来持っていた機能を失わせ、それに伴い不都合が生じるのでサマーカットを施すのであれば、程々の長さにしましょう。

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