英語圏への海外留学でペットトリマー技術や知識を身に付ける方法

海外への留学やワーキングホリデーなどを考えた場合、トリマー技能を現地で習得するという選択肢もあります。海外では日本とはまるで違ったカット技法が実践されていて大変参考になる部分が多いでしょう。

海外ではトリマーとは呼ばずにグルーマーという名称でよばれることも覚えておきましょう。

海外と日本のトリミング事情の違い

海外と日本とで一番異なる点は、作業に掛ける時間です。海外では作業の効率性と生活のしやすさに重点を置くので、日本のトリミングショップの様に数mm単位の繊細なカットを長時間かけて施したり、同一犬種同一スタイルという点にもさほどこだわりません。

また自身のペットのお手入れを自身で行うことも飼い主として当たり前と思う向きもあり、街中には多数のセルフシャンプーが出来る施設もあります。これらの施設内でカットやお手入れが出来るので、日本ほど頻繁にプロトリマーに依頼をするという傾向にありません。

海外ならではのハイレベルな技術を学ぶ

もし留学を期に日本で提供されるトリミングサービス以上に高度で繊細、かつ海外の独自性を身に付けたいという事であれば、ドッグショーの見学やドッグショー関連のトリマーの元へ見習いにいくとよいでしょう。トリミングは元々は海外発祥の文化ですから、日本では想像もつかないような様々な刺激をうける事が出来るでしょう。

日本と海外とでは特にしつけの面でも数十年もの開きがあると言われています。海外では犬をしっかりとしつける事が出来るという事が飼い主としての必須条件です。街中で無暗に吠えたり、他人に噛みついたりという問題行動を起こすという事は犬ではなく、犬をコントロールする事が出来ない飼い主に問題があると考えられます。その為トリマー達も犬の扱いに長けていて、とてもスマートに作業を進めます。この犬の扱い方を学ぶだけでも今後の自身の成長に大きな影響をおよぼすと言えるでしょう。

動物医療の面でも大きな違い

オーストラリアなど諸外国では、動物看護師の仕事が国家資格に制定されています。従事する為には大学を卒業し、国家資格に合格する必要があります。もちろん難しい試験を突破しているのですから、生涯仕事を続ける方も多く、社会的にも認知された仕事と言えます。日本では動物看護の仕事はあくまでも獣医師のアシスタントであり、病院によっては事務、窓口の受付、入院患者の世話といった雑務全般を担いますが海外では立派な専門職として確立されています。当然のことながら求められる知識や技能のレベルも高く、専門分野に関する勉強もしっかりと積む必要があります。このような海外と日本との違いを現地で直に体験する為には、日常会話程度の英会話が必須と言えます。翻訳ソフトや配布される資料を後から翻訳して理解するという手段もありますが、そのような手順では質問や感動をその場で相手に伝える事が出来ません。当然のことながらただ目でみるだけの体験に終わってしまいます。しかしせっかくの技能職ですから、些細な手の動かし方も実際に体験する事で理解度が格段に違ってきます。通訳や翻訳という方法で第三者を通じて物事を理解するよりも、自身でその場で理解出来る事がどれだけ素晴らしい事か現地へ足を運ぶことを重々痛感することでしょう。